治安の善し悪し

今住んでいる所には一昨年前の秋に越してきた。
交通機関が充実していたり、お酒を飲めるお店が多いこと、買い物しやすいことに満足している。
ただ、引越のときには治安が悪いだろうと考えていた。

違う区と比べると、昔から治安が悪いと言われていた地域だから部屋探しのときに立地にはこだわった。
実際住んでみると、快適で不便は感じない。
でも「治安が悪い」の基準がずれていたと気がついた。

近くにある中学校の卒業式が3月行われたが、平成になってあまり見ないタイプの長ランや短ランにサラシというスタイルの卒業生を卒業式当日に数人見かけた。
バイクではなく自転車で走り去っていった昭和ヤンキースタイルの卒業生たちは本当に数人という程度で少数派。

私が今現在中学生なら、あまり近づきたくない地域だと身構えるかもしれないが、地域の大人から見たら可愛い子供たちだ。
ガラスが割られたりするほど、学校が荒れているわけでもない。

なんとなく「柄の悪い子供が多くて治安が悪い」と思っていたが、それはもう10年以上、いやもっと前のことなのかもしれないので、今ではズレた感覚だと思う。
あの卒業生たちが、本当に黒い世界へと足を進めるとも思えないので、地域の大人としては見守りたい。

一方、引越の候補として挙げていた閑静な住宅街が少し離れた所にあるが、そちらの方が窃盗やひったくりが日常的で治安が良いとは言えない。
住んでみないことには本当に治安が良いのか悪いのか分からないものだと実感した。

だから次に引っ越しするときには治安がどうだというのは、考慮する必要が無いと思う。

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